猫好きの空き家バンクの活用方法①

トリ不動産

どうも、鳥之進です。

本日は前回のトリブログの続きになります。

まだ前回の内容をご覧になられていない方はこちら

前の内容を見て頂いたら早速続きに入りましょう。

空き家バンクのメリット

トリの考える、空き家バンクを利用するメリットは以下です。

  • 絶対に空室になっている物件なので内見が出来る
  • 市区町村の管轄で安心
  • 掘り出し物件が多い
  • 不動産屋が入らないケースがある

順番に見ていきましょう。

絶対に空室になっている物件なので内見できる

前回も触れましたが普通に住む為の
お家を買いたい方はSUUMOなどの
ポータルサイトと呼ばれるインターネット上の
情報を見た方が良いでしょう。

今回トリの空き家バンクのお話に興味を
持ってくださる方の多くが「安い」
を求めていると予想します。

宅地建物取引士であるトリとしては
安い=問題がある
という方程式が必ず成り立つと実感しています。

購入の判断をする為にお家の隅々まで見て
調査をする必要があります。

白蟻被害や傾き、雨漏れなど・・・

お家の所有者様がいるとゆっくり見にくいですし
「ここがダメですね!」とか言いにくいのです。

なので空室で中をゆっくり見れるの結構ポイントが高いです。

市区町村の管轄で安心

一度不動産の問い合わせをしたらすごい電話やメールが・・・
そんな経験をされたことはありませんか?

空き家バンクというのを通常運営しているのは不動産屋

ではなくて、地方自治体なのです。

なので過剰な営業などはあまりないケースが多いです。

ちょっと気軽に聞きたかっただけなのに
頼んでいないセールスを受けるのはストレスですよね

掘り出し物件が多い

皆大好き掘り出し物件。

掘り出し物件というのはトリの認識ではコスパの良い物件
または安い物件という事です。

誰もが思う良い物件は、ネットに出る前に不動産屋が買います。

ス●モやア●トホームなどのインターネットサイトに
出てきても他の不動産屋さんや、ずっと探しているお家が欲しい方に
すぐ買われてしまうのです。

なので普通の方が、良い物件に出会う
というのはハードルが結構高いのです。

しかし掘り出し物件は違います。

掘り出し物件は、他の誰かには良い物件じゃなくても
あなたにとっては良い物件になりえるのです。

不動産屋が入らないケースがある

トリの仕事でもある不動産仲介業。

取引を円滑にすすめ、買主様がトラブルに
巻き込まれないよう安全な取引にする。

プロが居たほうが安心なケースも多いでしょう。

しかし人が動けば費用が発生します。

そう、仲介手数料です。

通常400万円以上の不動産の購入には
購入価格の3%+6万円+消費税10%
この法廷で定める仲介手数料が最大でかかります。

しかし空き家バンクの実態によっては
空き家で困っている人と空き家が欲しい人を
直接つなぐ役割をしているケースもあります。

その場合不動産屋さんがいないのでこの仲介手数料が発生しないんです。
少しでも安く買いたい場合には有効ですね。

空き家バンクのデメリット

さて、では空き家バンクのデメリットは何でしょうか?

  • 取引を自分たちで整えないといけない場合がある
  • 自治体によってまったく情報が無い
  • 問題が大きい物件が多い

デメリットをしっかり紐解いていきましょう。

取引を自分たちで整えないといけない場合がある

先述の通り仲介手数料がかからなくて安く済む!

そんな時は取引条件をしっかりと自分たちでまとめる必要があります。

空き家バンクは不動産会社じゃないのでマッチングしたら
そこでお仕事はひと段落です。

不動産の有資格者ではないので取引内容に口出しはできません。
※アドバイスは頂けます。

宅地建物取引士が国家資格である理由は
取引に伴うトラブルが多いからです。
・お金の支払い
・取引の決め事
・アフター保証
・受け渡しの方法

こういったトラブルの回避の為にある程度知識が必要です。

自治体によってまったく情報が無い

空き家の数を減らす事

移住者を歓迎して募る事

そういった空き家に対する姿勢は
実は自治体によって大きく異なります。

いくつかの空き家バンクに実際
問合せ、内見をしたりした実体験です。

もちろん空き家が少ない地域でもこういった事は起こります。

物件が欲しい場所で空き家バンクが有効活用されているか

それはコントロールできない事なので
力を入れている地方自治体がある地域

そこに当たれると良いですね。

問題が多い物件が多い

通常では不動産屋が取り扱わなかったり

空き家バンクに登録しても買い手が見つからない

それはやはり物件がなんらかのトラブルを抱えています。

  • 再建築不可
  • 白蟻・雨漏れ・傾きなどの不具合
  • 墓地の真横
  • 災害が多い地域

などなど・・・
上げていけばキリがありません。

そういった物件の中から予算と力量に見合った
お家を探し出し、再度活用してあげる必要があります。

タマとトリが選んだお家も
傾いたり、雨漏れはまったくしていない
しかし1階の床が白蟻に食べられていて
普通にリフォーム見積をしたら1000万円以上・・・

しかし私たちは最初から床は全てはがして断熱からやり直す
そういった計画だったので柱などが食べられていないので
まったく問題ない「いいお家」に出会ったんですね。

こちらのお家も6年空き家で引き取りてが付かず
前所有者様も困っておられました。

他の誰かには「お金のかかる白蟻被害の家」

でもトリには「広くてしっかりしてるのに凄い安い家」

だった訳ですね。

こんな空き家バンクですが、問題点もあります。

それについてはまた次回・・!

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